火と王冠:百年戦争浪漫譚
一つの戦争。二つの王冠。救われぬ三つの心。 『火と王冠』は英仏百年戦争を舞台にした歴史恋愛ビジュアルノベル。あなたの選択がフランスの運命を変え、自らの未来を紡ぐ。 歴史は誰も愛さなかった。だが、あなたは――愛するかもしれない。
このゲームについて
ゲーム紹介
『火と王冠』は、百年戦争を舞台にした、個人開発の歴史恋愛ビジュアルノベルです。
舞台は英仏百年戦争——その最も暗く、血と裏切りが渦巻く時代。
出自不明の傭兵——それが、百年戦争を彷徨う主人公。信仰と愛、炎と裏切り。その狭間で選ぶのは、あなた自身だ。
三幕構成/2ルート分岐/好感度変化/用語収集/死因解説——
独自のシステムが、15世紀の混沌と人間模様を鮮やかに描き出す。
あなたが選ぶのは、ジャンヌ、アンヌ、ジャケット──三人の運命の女たち。
手を取り合うか、炎に散るか、放浪に迷うか、それとも魔に堕ちるか?
天命など、幻想だ。残るのは、命を賭けるに値する「選択」だけだ。

主な特徴
没入感あふれる中世叙事詩:1413年から1436年へ。アジャンクールの戦い、オルレアン包囲戦、ルーアン裁判、そしてパリ奪還。史実と虚構が渦巻く激動の時代を、“あなたの目”で生きろ。未体験の没入感が、ここにある。
三人の「運命の女」:聖女、毒姫、幼馴染。彼女たちはただのヒロインじゃない。絆であり、依存であり、ときに共犯者。愛するか、裏切るか——すべてはあなた次第。
二つのルート、数多の終幕:時代の奔流に翻弄されながら、あなたは駒でもあり、また手を動かす者でもある。フランスか、イングランドか。正義か、愛か。すべてはあなたの選択に委ねられる。
百年戦争百科事典──二人の「語り部」:一人はイングランドの貴婦人、一人はフランスの修道女。異なる時代に生き、異なる視点で綴られた「記録」たち。ジョージ・R・R・マーティン『炎と血』風のメタ語り構造、交錯する言葉の中に“真実”を見つけ出せ。
デッドエンド小教室☆:また死んだ?ルート崩壊?ヒロインに見捨てられた?ご安心を。エティ先生(ジャケット)と二人の助手が、あなたの「死因」を徹底解説!選択肢の再読から中世ゴシップまで、笑いあり絶望ありの「反省室」へようこそ。死んでも学べ、笑って散れ。

キャラクター紹介
フィル・モンストルレ(Philippe “Phil” Monstrelet)

パリ出身の私生児、戦場を渡る傭兵、王宮の影に踊る駒。
彼は善人ではない、悪人でもない、ただどんな運命にも膝をつかない少年。
母の姓を背負い、無数の傷を抱え、決して果たせぬ約束を胸に進む。
※モデルはジャン・ポトン・ド・ザントライユ(Jean Poton de Xaintrailles)元帥。姓は年代記作家エングラン・ド・モンストルレ(Enguerrand de Monstrelet)に由来。
ジャンヌ・ダルク(Jeanne d’Arc)

救国の聖女として名高い少女――だが、その実、どこにでもいる普通の娘。
「主の御声を聞いた。フランスを救えと命じられた――」
そう言った彼女は、笑い、泣き、怯えながらも誰よりも前に立つ。嘘も知らず、諦めも知らず。
人々は彼女を“神”と讃えるが、本人はただ信じたかったのだ。
たとえ平凡な自分でも、国を救えると。
ナミュールのジャケット(Jacquetta de Namur)

宮廷仕えの貴族令嬢。ナミュール侯家の気まぐれなお姫様。
小悪魔のように自由奔放、いたずら好きで、何よりも「あなたが困る顔」が好き。
計算高く、狡猾で、それでも何も隠さない。その笑顔は罠のようで――なのに、あなたはなぜか落ちたくなる。
淑女にはなりたくない。貴婦人にも興味ない、ただ風のように生きたいだけ。
※モデルはリヴァーズ伯夫人リュクサンブールのジャケット(Jacquetta de Luxembourg)。
ブルゴーニュのアンヌ(Anne de Bourgogne)

ブルゴーニュ公の娘、英領フランスの摂政女王。
公爵家に生まれ、権力の中心へ嫁ぎ、王冠の綻びに生きる女。
笑みの裏に仮面、沈黙の奥に記憶。滅多に感情を見せないが、あなたの言葉は一字一句忘れていない。
宮廷の頂で孤独に立ち、どちらの側にも属さない彼女。
紅の瞳の奥には、永遠に読み解けぬ謎がある。
百年戦争大百科
筆は、剣よりも深く刺さる。百年戦争の火煙の中、戦局を決した英雄たちがいれば、すべてを目撃し、書き残した彼女たちもいた。
『火と王冠』の百科システムは、冷たい設定資料ではない。二人の女性史家が綴る、“中立など存在しない”もうひとつの歴史書である。
エリノア・グロスモント(Eleanor Grosmont,CV:サクラちゃん):イングランドの貴婦人、ランカスター家のの庶出の娘。権力の中心で生を受け、英仏両王廷の貴族社会を肌で知る、筆鋒鋭き観察者。
ドンレミのイレーヌ(Irène de Domrémy,CV:アヤコ):ジャンヌの同郷にして、平民出身の神学博士。教会最後の良心とも呼ばれた修道女。法の外から、信仰と人間の矛盾を見つめ続けた語り部。
登場する用語は、【人物】【地名】【事件】【物品】の4カテゴリに分類。
物語の進行に応じて、新たな項目が解放されていく。
あなたはフィルの運命を追いながら、時代を振り返ることができる。そして、彼女たちが遺した断章から、“戦争”という名の傷が、本当にどこに刻まれていたのかを知るだろう。
戦場だけが、戦争の舞台ではない。ペンと紙の上にも、それは確かに存在した。

開発チームについて
本作は、インディーズで開発されたプロジェクトです……というと聞こえはいいですが、実態は「ひとりブラック企業」。
スタジオのクリエイター・慕容和紗が、シナリオ、プログラム、演出、ディレクション、UI、歴史考証、ローカライズ、資金調達などなど、すべてを一人で回しています。
このほか、本プロジェクトは多くの優れたアーティストの協力によって支えられています。詳細はゲーム内のクレジットをご覧ください。
また、特別な謝意をアムステルダム大学のM. L博士に(オランダのプライバシー保護法に基づき、氏名はイニシャルで記載しております)。開発者の大学時代の恩師であり、助言を提供してくださいました。
人手も、資金も、決して十分とは言えませんでした。それでも、アイデアと執念だけは尽きることがなかった。
もしこの作品から、ほんの少しでも誠意を、なにかを「伝えたい」という衝動を感じていただけたなら——それだけで、つくった意味があったと思います。
開発ロードマップについて
安易な約束は最大の敵である。そのため、本作では更新スケジュールに具体的な日付は公開しません。
開発者はひとり。誰よりも知っている――口にした期日が、すなわち生活、身体、雑務、スランプ、時には狂気との戦いになることを。
だが、ただ一つだけは、はっきりと約束できます。
『火と王冠』は必ず完成させます。決して途中で投げ出すことはありません。

この地図は、カウントダウンではなく「作戦図」である。
開発チームは安請け合いをしません。だが、この地図に記された全ての一歩は、必ず踏みしめて進みます。
もし、あなたが共に歩んでくれるなら――最後の結末まで、一緒に辿り着きましょう。
もし、この旅路を少しでも早く進めたいと願っていただけるなら、EA版のご支援が、何よりの力になります。
SNSを通じて、進捗や開発ログも定期的に公開予定です。進捗は透明に。歩みは、誠実に。あなたの応援がある限り、私たちは止まりません(オルガ団長狀)。
よくある質問(FAQ)
Q:対応言語は?
A:初期リリースでは、簡体字中国語・繁体字中国語・英語・日本語に対応予定です。
Q:誰を攻略できますか?ハーレムゲーですか?
A:本作は恋愛要素を含むAVGですが、恋愛が物語の全てではありません。「今日バラ、明日手繋ぎ」みたいな糖分作ではないです。
攻略対象については、「攻略」という言葉をどう捉えるか次第。三人のヒロインは全員、ある意味で攻略可能。でも、それぞれのエンディングは感情的に一人に帰結します。ハーレムはありません。
誰を選ぶかは、命を賭ける覚悟で。
Q:ジャンヌ・ダルクは聖女なのに、「攻略対象」として描くのは不敬では?
A:それはまったく逆。彼女へのリスペクトがあるからこそ、この作品では彼女を「人」として描いています。両陣営から神格化/悪魔化されて失われた人間性を、この作品で取り戻したかった。ジャンヌを記号ではなく、として描きたかったんです。
Q:そもそも、なんでこのゲーム作ってるの?
A:最初は大学院進学用の研究計画書のためでした。でも家庭の事情で進学が潰れて、働きながら貯めたお金と、やけっぱちの情熱でこのゲームになりました。
もし、この作品の中に焦燥、怒り、妄想、そして真心を感じることがあったなら――それはきっと、誰かの人生の瓦礫の中から生まれたものだからです。
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X(元Twitter): @IrisCrownStudio