Grobnopolis | Last Days
穏やかに蝕む、雰囲気抜群のホラー体験。好奇心は、導きであり呪いでもある。太陽は消え失せる。鉱山は血を流す。死にゆく都市フタ=グロブノを闊歩せよ。雲の下、腐りゆく世界。最後の日々を生き延びろ。
このゲームについて
ついぞ太陽は戻らずじまい
1983年、フタ=グロブノ。空は数ヶ月にわたり閉ざされたまま、継ぎ目のない雲の蓋が、灰色の気圧で街を押さえつけ、窒息させようとしている。希望はなく、ただ、緩慢に、意図的にのしかかる重みだけがある。まるで、巨大な何かが息を潜めているかのような。
この建物を維持するはずだったのに
主人公は、集合住宅の管理人。街が不安に濁っていく最中、電気技師として設備の維持管理にかすかな安らぎを見出している。新聞、不穏な会話、教会の海賊放送に周波数を合わせた自作ラジオを通じ、状況を徐々に繋ぎ合わせていく。
街は変貌しつつある
廃鉱の黒い脈から、濃い血のように赤い膿液が湧き上がり、住民は「スープ」と囁く。汁は基礎を這い上がり、階段室を汚し、液体が溜まるはずのない場所にまで滲み、淀んでいく。掘り起こすべきでないものもある。埋めたままでおくべきものもある。
教会には教会の思惑がある
街が深みに沈むにつれ、地域の教会組織は目に見えぬ支配をいっそう強める。冷静な献身でもって、異変を記録、収集する。説明なき夜間の急襲を行う。フタ=グロブノを、思いのままに。